チラシの裏

Cloud ShellでGAEのHello World

2016.10.09

Cloud Shellの話を聞いて、早速GAEのHello Worldをやってみました。

Cloud Shellを有効にする

右上のシェルっぽいボタンを押して有効化します。

その後下記のようなコマンドが実行されました。 しかし、test-project.appspot.comは404でみつかりません。

$ gcloud compute instances list
$ git clone https://github.com/GoogleCloud/appengine-example.git
$ cd appengine-example
$ appcfg.py -A test-project update app.yaml

test-projectは気にせずCloud Shellの起動を押して起動します

そうするとブラウザ上でシェルのような画面が表示されます。

デフォルトでgcloudだったり、Pythonはインストールされています

他にもリンク先にあるようなものがインストール済みです。

https://cloud.google.com/shell/docs/features#tools

GAEのソースを書く

Cloud Shell上でコードを書く場合は、ファイルをアップロードしたりコードエディタ上で編集します。

ここではコードエディターを使ってコードを書きます

左のツリーを右クリックすると、フォルダやファイルを追加できます。

hello-gaeフォルダを追加して、その下にapp.yamlmain.pyを追加しています。

app.yaml

runtime: python27
api_version: 1
threadsafe: yes

handlers:
- url: .*
  script: main.app

libraries:
- name: webapp2
  version: "2.5.2"

main.py

# coding: utf-8

import webapp2

class MainHandler(webapp2.RequestHandler):
    def get(self):
        self.response.write('Hello Cloud Shell')


app = webapp2.WSGIApplication([
    ('/', MainHandler)
], debug=True)

開発サーバを起動する

コードが準備できたらコーンソールの方でコマンドを入力します。

$ cd hello-gae
$ dev_appsever.py . #アンダーバーが入力できずにコピペしました

開発サーバが起動したら左上にあるウェブでプレビュー - ポート上でプレビュー 8080をクリックすると起動します。

デプロイ

gcloudコマンドでデプロイします

$ gcloud app deploy --project {ApplicationID} # {ApplicationID}は各自のアプリケーションIDに置き換える

gcloudでデプロイする場合は、app.yamlにApplicationIDやVersionがあるとエラーになりました。

デプロイが完了したら http://{ApplicationID}.appspot.com にアクセスして確認します。

以上で、Cloud Shellを使ってのGAEのHello Worldが完了です。

所感

Cloud Shellは手元にCloud SDKなどが用意できない場合には重宝しそうです。

次回のGCPUG NagoyaではCloud Shellを使ってのハンズオンもいいかなと思いました。

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