チラシの裏

DockerコンテナのPythonをPyCharmから実行する

2015.11.04

先日リリースされたPyCharm 5でDockerコンテナにあるPythonを実行できるようになったの早速試してみました。

Pythonイメージをダウンロード

今までの記事では、docker runで作成と実行を同時にやっていたけど、今回はイメージを持ってくるだけなのでdocker pullになる

$ docker pull python:latest

$ docker images

REPOSITORY          TAG                 IMAGE ID            CREATED             VIRTUAL SIZE
python              latest              6366b0d032f2        10 days ago         688.8 MB

PyCharmから実行する

Interpreterの歯車のところでAdd Remoteを選択

Dockerを選択するとMachine nameのところにVMの一覧が出るので選択する。Image nameでダウンロードしたPythonイメージを選択する

すると。DockerのInterpreterが作成される。

あとは、HelloWorldをやってみる。os.environ['HOME']の値もローカルのパスではなく、VMのパスになっていそうなので、コンテナ上で実行されているのがわかる。

docker psを見るとPyCharmで作成されてっぽコンテナがありました。

CONTAINER ID        IMAGE               COMMAND                  CREATED             STATUS                  PORTS               NAMES
b97ba15efa17        025e6f1f4226        "/bin/sh"                19 minutes ago      Created                                     pycharm_helpers_PY-143.589

リモート上のスクリプトを実行するのにターミナルでリモートにつないから実行するのではなく、IDEから実行できるのですごく楽になりました。

Dockerだけじゃなく、Raspiにあるスクリプトを実行するのにも重宝しそうです。

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